ダーツに限らずスポーツは、いきなり上達することはありません。基礎の積み重ねで上達していきます。誰でもできる簡単な練習方法を紹介しているので、ぜひ試してみてください。
まずはボードにダーツを3本刺せるようになりましょう。
スローラインからボードまでは、「高さ173cm・距離244cm」と軽く投げて届く距離です。
投げる感覚としては紙飛行機を飛ばすように、狙う感覚としては「ボードサイズのゴミ箱」に矢を投げ入れる感覚です。
※力いっぱい投げつけるような投げ方をしてはダメです※
(思いもよらぬ方向に飛んでしまいます。)
3本ボードに刺さるようになったら、次は「トリプルリング」より内側を狙ってみましょう。
先ほどと同じ感覚で「少しだけ的が小さく」なっただけです。
難しく考えずに投げてみましょう。思ったより簡単なはずです。
トリプルリングの内側も攻略できたら、続いて「狙い分け」の練習をしましょう。
まずはブルのラインより上半分だけを狙って投げる練習からです。
上半分に慣れてきたら、ブルのラインより下半分を狙う練習をしましょう。
上下の狙い分けが出来るようになったら次は左右です。
これも同じくブルのラインを境に左右を狙い分けて投げる練習をしましょう。
(上達してきたらトリプルリングの内内側で、上下左右の狙い分けに挑戦してみましょう)
皆さんお待ちかねブルの練習です。やっぱりボードの真ん中に刺されば気持ち良いですよね♪
いきなりブルを狙っての練習は難しいです。なので、まずは難しいことは考えずに「ブル辺り」を狙ってみましょう。
そして1本目より2本目、2本目より3本目をブルに近づけるように調整して投げます。(そのための「狙い分け練習」です!)
これを繰り返すことで間違いなくブルに矢が入るようになります。
以上の練習をがんばって、まずはカウントアップでアベレージ450点~500点を目指しましょう!
ここでは練習方法しか紹介をしていません。投げ方(グリップ、スタンス、フォーム)は手の大きさや体型など個人差があるので、ダーツバーなどで上級者の方に直接アドバイスをしてもらうと良いでしょう。
練習のヒントとして、グリップは力を入れ過ぎずに握る。しかし、絶対にすっぽ抜けない程度の力であること。スタンス、フォームは長時間投げても疲れない「自分に合った」形であること。
※上級者や目標とするプレーヤーのフォームを参考にすると良いでしょう※
ダーツの上達を目指すなら「素振り」をしてください。上級者ほど素振りは行っています。ダーツ=スポーツと考えるのであれば、練習や素振りは必要不可欠なことです。
※ただし、素振りは上級者の人に教えてもらって「正しいフォーム」で行いましょう。※
余裕のある方は家庭用のダーツボードを自宅に設置すれば上達速度も上がるでしょう。ダーツの良いところは、ボウリングやビリヤードと違って簡単に自宅に練習環境を作れるところです。
(右の写真は家庭用ダーツボード「PC-DARTS」)
ダーツは練習すれば必ず上達します、上達すればダーツがもっと楽しくなりますよ♪
みなさんが楽しいダーツライフを送れることを心から祈っております。