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ルールとゲーム

ダーツの基礎知識

ソフトダーツとは、ターゲットボードの2メートル44センチ離れたところにあるスローイングラインからダーツを投げて(3本投げてワンスロー)、点数を競い合うスポーツです。
単純な作業に思えますがレベルの向上を目指すうえで、狭い個所を狙う技術や同じ個所に何本も当てる精神力が必要とされ、なかなか奥深いものです。

ボードの見方・点数の数え方

ダーツボードには1~20の数字が配置され、細かくエリア分けしてあります。
まずはボードの見方と得点の数え方を覚えましょう。

ダーツボードの見方

【ダーツボードの見方】

■ナンバー
それぞれのエリアの点数を示す。
■シングル
ナンバーの数字が得点になる。
■ダブル(ダブルリング)
得点エリアの外側の細枠。
ナンバーの2倍が得点になる。
■トリプル(トリプルリング)
得点エリア内側の細枠。
ナンバーの3倍が得点になる。
1投での最高得点は、20のトリプルで60点!
■BULL(ブル)
ボード中心の円。
内側の小さい円がダブルブル(50点)
外側の円がシングルブル(ゲームにより25点か50点)

【無得点となる場合】

※以下の場合は、通常は無得点となります※

  1. ダブルの外側、得点エリア外に刺さった場合。
  2. 先に投げたダーツの上に乗り、ボードに刺さらない場合。
  3. 先に投げたダーツのフライトに刺さった場合。
  4. ダーツボードまで届かなかった場合。
  5. ボードからはねて床に落ちた場合。ただし、マシンが感知すれば得点。
  6. スローラインから足が出た場合。公式競技では厳しくチェックされます。

ゲームの紹介

代表的な3つのゲーム「COUNT-UP」「01」「STANDARD CRICKET」の紹介です。
「01」「STANDARD CRICKET」は公式なトーナメントでも行われているゲームです。ルールを覚えてもっとダーツを楽しみましょう

【 COUNT-UP 】(カウントアップ)

得点を単純に加算していくシンプルなゲーム。
ダーツボードの狙う場所にも制限がない為、初心者には気軽にプレイできるゲームです。
3投を1ラウンドと数え、全8ラウンド終了後の得点を競い合います。
みんなで楽しくプレイしたり、ダーツの腕を磨くにも最適なゲームなので、最初はこのゲームで練習しましょう!

【 01 】(ゼロワン)

最初の持ち点(「301」なら301点「501」なら501点)から得点を減らしていき、早くちょうど0点にしたプレイヤーが勝つ、よくプレイされているゲーム。
規定ラウンド内で早く0点にすることが目的で、持ち点が0点以下になると「BUST」となります。
「BUST」となるとそのラウンドは終了。次のラウンドは、前のラウンドの持ち点から再開となります。
最初は得点を稼ぎ、最後は狙ったナンバーを捕えるのがこのゲームの特徴なので、ダーツの腕を磨くのにも最適!
COUNT-UPに慣れたら、次はこのゲームにチャレンジしてみましょう!

【 STANDARD CRICKET 】(スタンダードクリケット)

15~20およびBULLのみがターゲットとなる高度なゲーム。
各ターゲットのナンバーに3マークするとそのナンバーはクローズとなり、以降そのナンバーに当たると得点として加算されます。
ただし、プレイヤー全員が同じナンバーをクローズすると無効になります。
全てのナンバーをクローズした1番得点の高いプレイヤー、または規定20ラウンド終了時の得点が1番高いプレイヤーが勝つ、技術と作戦がモノをいうゲームです。

※以下、スタンダードクリケット詳細※

■7つのナンバーがターゲット!
15、16、17、18、19、20、BULLのエリアのみがターゲットとなる。
それ以外のナンバーに当たっても無効となるので注意!
■誰よりも早くクローズを目指そう!
7つのナンバーに当たると、そのナンバーにマークがつく。
ナンバーに3マークするとそのナンバーがクローズとなり、以降そのナンバーへ当たると得点として加算される。
  • 1マーク : 1マーク(シングル)
  • 2マーク : 2マーク(ダブルまたはシングル×2)
  • 3マーク : 3マーク(トリプルまたはダブル1+シングル1またはシングル×3)
■クローズされたら、すぐに対処!
相手にナンバーをクローズされたら、以後そのナンバーが得点対象となる。
相手に得点させないためには、クローズされたナンバーを自分もクローズ(カット)すること。
同じナンバーをクローズすると、そのナンバーは無効となり、以後得点対象とならなくなる。
無効化に時間をとる前に、先にクローズを目指せるよう作戦を練ろう!

ここで紹介した以外にも楽しいゲームがたくさんあります
色々なゲームに挑戦してみてください